【妊娠2週目】受精卵が作られて妊娠成立する時期、化学流産を起こす可能性も?
受精卵が作られる時期
妊娠2週目は勝負の週!とても神聖な時期です
卵子と精子がくっついて受精卵が作られるのが妊娠2週です。
この後子宮内膜にきちんと着床すると「妊娠」なので、この時期はまだ妊娠は確定ではありませんので、体調変化も妊娠兆候も現れません。
妊娠2週目はちょうど排卵日あたりです。
基礎体温が最も低いので、計画妊娠される場合はきちんと基礎体温を測っておきましょうね。
基本的にこの時期は妊娠検査薬で陽性反応は出ませんが、検査薬を使用するタイミングによっては陽性反応が出る場合があります。
妊娠の成立について
卵子は排卵されてから24時間しか生きることができません。
一方、精子は2~3日しか生きることができません。
限られた時間内に精子と卵子がしっかりくっつけば「受精卵」となります。
受精卵は1週間~10日間程度で細胞分裂を繰り返し、ゆっくり子宮内膜へと向かっていき、子宮内膜に着床して初めて「妊娠の成立」です。
2週目は卵子と精子が出逢い、結びつくというロマンティック且つ神秘的な出来事が体内で起こる週です。
この週に受精卵が着床すれば、新しい命を授かるわけなので、いわば勝負の週とも言えます。
化学流産を起こす可能性とは?
この週の特徴として、妊娠確定ではないのですが、「化学流産」を起こす可能性があります。
化学流産は、受精卵が着床したけれど着床が持続できず、妊娠に至らなかったという状態です。
このタイミングで検査をすると、陽性反応が出ることがありますが、実際は着床していません。
そのため、次の生理のサイクルが始まり、いつもの生理の出血量とも変わりませんし、「妊娠は勘違いだったのだな」とか「生理が少し遅れていただけだったのかな」と思われることも多いでしょう。
また、あまりに初期であり、妊娠を意識することもなく、妊娠検査薬を使用しないことも多い為、妊娠にすら気づかず化学流産していたということもあります。
化学流産の原因は胎児の染色体異常で、通常の流産と異なり出血や強い腹痛といった症状はなく、後遺症の心配もありませんし、産婦人科を受診する必要もありません。
「流産」と名がつきますが、妊娠確定前の出来事なので化学流産は「流産」に含まれませんし、母親の生活や食事が悪くて起こるものではありませんし、予防できるものでもありません。
あまり自分を責めたり深刻にならないようにしましょうね。
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私はこの赤ちゃんを授かる可能性のある大切な時期に、主人と2人、思い出の地を旅行で訪ねていました。
2人の愛の結晶が実を結んだのはまさしくこのときだったかなと思っています。
2016/10/29