妊娠初期の食べ物(刺し身・魚・果物)のうち注意する物と食べてほしい物
日常生活では問題のない食べ物でも妊娠中は食べ過ぎに注意しなければいけないものがあります。
魚や刺身にはどのような影響があるのか、健康的なマタニティライフを送るためにもぜひ知っておきましょう。反対に妊娠初期にぜひ食べてほしい果物はどんなものがあるのか?お答えします。
妊娠初期の魚には注意
大型の魚には胎児への影響が心配されるメチル水銀がわずかに含まれるため厚生労働省が注意を呼びかけています。
注意が必要な魚は
週に2回まで…キダイ・マカジキ・ユメカサゴ・ミナミマグロ・ヨシキリザメ・イシイルカ・クロムツ
週に1回まで…キンメダイ・メカジキ・クロマグロ・メバチ・ツチクジラ・エッチュウバイガイ・マッコウクジラ
2週に1回まで…コビレゴンドウ
2か月に1回まで…バンドウイルカ
となっています。
これらの魚は食べてはいけないというわけではないので頻度に気を付ければ大丈夫です。
私は上記にある魚はほとんど食べずサバやサンマ、タラなど妊娠中に好ましいといわれている青魚・白身魚を食べていました。同じ魚ばかり食べていると栄養が偏るので色々な魚を食べることをおすすめします。魚にはDHAやEPAが含まれているので積極的に摂取しましょう。
刺身は食べたらダメなの?
妊娠初期は免疫力が弱まっているため生ものにあたりやすい上に、もし食中毒になってしまったら治療法が限られているため即入院なんてことにもなります。食中毒にかかって嘔吐や下痢が続けば母体も胎児も危険な状態になってしまいます。食べるのであれば新鮮で安心なものにしましょう。
私は刺身や寿司が大好きで妊娠前からよく食べていました。妊娠中もいつものお寿司屋さんなら大丈夫と思って食べたらその日の夜からお腹が痛くなって下痢になってしまいました。1日で体調は回復しましたがそれ以来妊娠中は生魚は食べないようにしました。
生魚が好物の方は多いと思います。ですが妊娠中はできるだけ我慢することをおすすめします。好きなものを我慢することは辛いですが自分、そして赤ちゃんのためです。出産後に好きなだけ食べましょう。
妊娠初期にぜひ食べてほしい果物
妊娠初期に摂取してほしい栄養素の中に葉酸があります。手軽に食べられる果物であれば葉酸の摂取も簡単です。
葉酸を多く含んでいる果物は、ライチ・イチゴ・アボカド・マンゴー・パパイヤ・アメリカンチェリー・ラズベリー・すもも・キウイ・干し柿があります。
また妊娠初期からのトラブル、便秘が改善される果物は、バナナ・キウイ・みかん・アボカドがあります。
つわりに効果的な果物はリンゴ・イチゴ・バナナなどが挙げられます。
妊娠中はお腹が空きやすくなってしまいたくさん食べることで体重増加が心配されますが、果物であれば低カロリーでしかも栄養豊富です。甘いものが食べたくなった時や間食にいかがでしょうか。
私もつわりのときは果物がさっぱりしていて食べやすかったのでよく食べました。便秘にもなりやすかったので一緒にヨーグルトも食べて便秘も解消されました。果物のほとんどはそのまま食べられるので動くことが辛い妊娠初期でも簡単に食べられるのでおすすめです。
2016/09/02