授乳中に痛みが!白斑、乳腺炎の原因と治し方(取り方)は?
突然授乳の時にチクチクと痛みが…
やがて、ニキビのようなできものができて、あまりの痛さに授乳さえ困難になってしまうママも多いです(>_<)
今回は母乳育児の様々なトラブルの中でも、白斑と乳腺炎についてご紹介していきます^^
白斑の原因、治し方は?
授乳中における白斑は、乳首の先にできる白色もしくは、透明のニキビのようなできものの事を言います。母乳が乳腺の出口に詰まってしまったために、乳首の外に出られなくなったためです。
痛くないというママもいますが、赤ちゃんに触られたり、吸われたりすると強い痛みを感じる方が多いです( ;∀;)
・赤ちゃんに吸ってもらう
1番の解決策はとにかく赤ちゃんに母乳を飲んでもらう事!!
授乳中は痛いかと思いますが、赤ちゃんに母乳を吸ってもらっているうちに、つまりが解消されるママも多いのです。
・助産師さんからの母乳マッサージ
白斑が出来ている乳腺から全く母乳が出てきてくれない場合は、完全に乳腺がふさがってしまった可能性があります。
母乳の分泌を助けてくれる「母乳マッサージ」と赤ちゃんがママの乳首を咥えやすくしてくれる「乳頭、乳輪部マッサージ」の2種類があります。
私も出産後、母乳で胸が張りすぎているにもかかわらず母乳の出が悪い時は、よく助産師さんの母乳マッサージを受けていました。驚くほど母乳の出が良くなりますよ^^
白斑は母乳が乳腺に詰まってできたものですので、赤ちゃんには何の影響もありませんが、そのまま放っておくと悪化して乳腺炎になる可能性があるので早めに対処しておきましょうね^^
乳腺炎の原因、治し方は?
白斑の延長で、乳腺に母乳がつまり「胸全体が赤い」「しこりができ激痛が走る」「38度以上の発熱」「悪寒」などの症状が出てくると本格的な乳腺炎と言えるでしょう( ;∀;)
医師の診断を受け、授乳を続けながら食事や休養に注意して、適切なマッサージをすれば改善する場合があります。
・食事の見直し(白斑と同じ)
乳腺炎などトラブルの原因の大半は食事の内容が原因ともいわれています。
授乳中は本当にお腹が空いて、疲れも取れにくいので高カロリーや脂肪分の多い食べ物を欲しがりがちです。私もお腹が減りすぎて、夜中におにぎり食べていました…
しかし、母乳は白色ですが、ママの血液です。
ママの食事が母乳の味や乳質を左右するといっても過言ではありません!!
脂っぽいものや甘いもの、乳製品を食べた後に母乳のトラブルの報告が多いようです。
私も唐揚げが大好きでしたので食べ過ぎてしまった時の授乳の時、娘は泣いて拒んでいた記憶があります…
やはり、「和食」(野菜中心で塩分、脂質を控えめに)が1番です!!
・胸を圧迫しない
妊娠前に使用していた下着は、スタイルを良く見せる目的に重点を置いているために、ワイヤーが入っているなどの母乳で張った胸を圧迫されてしまいがちです。
授乳専用のブラジャーをつけることで圧迫することなく、また授乳するときに胸を出しやすくしてくれます。そして、母乳パットを付けても大丈夫な作りになっているので、母乳が服に漏れてしまう心配もありません。
私も特に授乳したい時、サッと授乳できるとお互いストレスなく済むので助かりました^^
・授乳の仕方を変えてみる
乳腺は乳頭を中心に放射線状にあります。
赤ちゃんがチュパチュパと音を立てている場合は乳首が痛いはずです。しっかりと奥まで乳首を入れて吸わせると、痛みもなく上手に飲んでくれます。
抱き方もオーソドックスな横抱き、縦抱き(赤ちゃんと向かい合う)、フットボール抱きとさまざまです。
いつもと違う抱き方で試して、どの乳腺からもまんべんなく吸ってもらうように工夫してみてください。
私の場合は、1番お互いの相性が良かったのがフットボール抱きでした。横抱きしか頭になかったので初めは戸惑いながらあげていました。人前では恥ずかしかったですけどね(;・∀・)
・ストレス、疲れを溜めない
ストレスによって引き起こされる暴飲暴食、睡眠不足になってしまうと、母乳の状態が悪くなり、乳質もドロドロと悪くなってしまいます。
1人目は何もかもが初めてで上手くいかず緊張しっぱなしの状態や、2人目でも上のお子さまとの関係などで悩んだりと、授乳トラブルにもなりやすいです。
「ストレスや疲れがあると免疫力も落ち体調を崩しやすくなる」と同じように、周囲の人に家事をサポートしてもらうなりして、できるだけママ自身もゆったりできる時間を作るようにしましょうね^^
中には自分で詰まった部分を針で刺すという解消法もあるようですが、衛生的にも安全性も保障できないためオススメは出来ません。どうしても痛みが強くなってしまった場合は、速やかに病院で診てもらいましょう。
自分の母乳を飲んでいる愛らしい顔を独り占めできるのは、本当に限られた期間です。こまめにケアをしていきながら、貴重な時間を楽しく笑顔で過ごしてくださいね^^