【妊娠5週目】エコーで赤ちゃんの胎嚢(たいのう)や心拍が確認できる時期
妊娠5週目の症状について
妊娠5週目(妊娠2ヶ月目の2週)に入ると、妊娠に関係する体調不良が始まる人がとても増えてきます。
この時期、多くの妊婦さんは倦怠感や下腹部のちくちくしたような痛み、便秘や下痢、乳房の張りや痛み、頻尿などの症状を感じています。
また、つわりが始まっている人もいると思います。
一般的につわりは5~6週頃から始まることが多いです。
私も、さすがに生理が来ないことと、4週目に感じていた胃もたれ感がムカつきに変わり始めたこと、ひどい倦怠感、昼間の異様なまでの眠気、生理痛のような下腹が重いような痛みを感じることから「妊娠」の言葉が多少頭をちらほらし始めました。
5週に妊娠検査薬を使用し、妊娠が分かる人が多いですが、この頃の私はとにかく仕事が忙しく、とても平日に休みをとることができる状態ではありませんでした。
そのため「まさか妊娠していないだろう」とあまり深く考えず妊娠検査薬も使用せず、次月の勤務で休みを調整して受診すればいいと考えていました。
エコーで赤ちゃんの胎嚢(たいのう)や心拍が確認できる時期
妊娠5週は、超音波診断で赤ちゃんを包んでいる胎のうが確認できます。妊娠4週の終わりから5週にかけて、子宮内に1cm程度の胎のうがエコーで確認できます。
胎のうが確認できたということは、子宮外妊娠でないことを意味します。
逆に、胎のうが確認できない場合は子宮外妊娠の可能性が高いです。
子宮外妊娠は、受精卵が卵管に着床するというものが大半で、受精卵が成長してきた際に卵管破裂を起こす危険がありますので、検査薬で妊娠を確認したら早めの受診が望ましいです。
赤ちゃんの心拍が確認されると、正常妊娠が確定ということになり、流産の確率は一気に低くなります。
5週頃はまだ少し早いかもしれませんが、遅くとも8週までには赤ちゃんの心拍は確認されます。
この週くらいから、少しずつ赤ちゃんの顔が形成され始めます。次に胃腸など内臓の形成がスタートされます。
薬やサプリメントの影響
5週頃は非常に赤ちゃんの形成に重要な時期であり、「絶対過敏期」とも言われ薬の影響も受けやすいです。
妊娠前に服用していた薬やサプリメントも医師に確認する必要があります。
私はこの時期たまたま服用していた薬もサプリメントもありませんでしたが、妊娠に気付いていない時には服用していたとしても不思議はなく、危険が伴います。
妊活中の人は、生理が遅れていると気づいた時点で速やかに妊娠を確認し、受診するのが望ましいでしょう。
逆に、この時期サプリメントで補っておきたいのは「葉酸」です。
「胎児の異常(神経管閉鎖障害)の予防効果」があるということで、厚生労働省は、妊娠1ヶ月以上前~妊娠3ヶ月の女性は葉酸を最低でも240μg~400μgの摂取を推奨しています。
食事から葉酸を240ug意識して摂取、プラスでサプリメント含めて400ug程度の葉酸を摂取するように意識すると良いでしょう。
2016/10/29