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妊娠後期の食事メニューとむくみ解消の食べ物とは?

妊娠後期と呼ばれる、28週(8ヶ月)~39週6日(10ヶ月)の時期、お腹がさらにどんどん大きくなり、子宮が胃を圧迫することで、妊娠初期のつわりなどの症状が再発する場合があります。

胃が圧迫されている為に食欲が落ちたり、胎動が激しくなることもつわりの原因となるのです。

そのため、一度に十分な量の食事ができなくなり、赤ちゃんへの栄養不足も気になったりする妊婦さんも多いと思います。

妊娠後期は、身体が出産への準備段階に入ってますので、まだまだ十分な栄養を摂りたい時期でもあります。

妊娠後期におすすめしたい栄養素

鉄分(ほうれん草・ブロッコリーなど)

妊婦さんは、胎盤で赤ちゃんに血液を送り続けているため、貧血になりやすくなっています。
妊娠後期になると更に血液の量が増えていきますので、貧血予防の為にも鉄分を摂りいれた方がよいです。

ただし、レバーは食べすぎないように注意が必要です。

カルシウム(大豆・ししゃも・わかさぎ・モロヘイヤ・サバの水煮缶など)

カルシウムは、妊婦さんにも赤ちゃんの骨や歯の形成のためにも大切な栄養素です。
妊娠して、骨粗そう症になってしまう方もいるので、私は産後、産婦人科で骨密度のチェックもしました。

タンパク質(大豆・シシャモ・魚・鶏肉・赤みの肉など)

タンパク質は、赤ちゃんの筋肉や脳や皮膚などを作る為にも大事な栄養素です。
身体のタンパク質不足は体力も衰えるので、普段から意識して摂取したいですね。

葉酸(果物から野菜まで多岐にわたってあります。)

葉酸はビタミンB群に入りますが、これは心身が正常に発育する為に必要な栄養素です。

その他・カリウム含有の食品

むくみで悩む妊婦さんは多いと思います。
バナナなどに含まれるカリウムは、むくみを解消する効果があります。
記事の後半で、むくみ解消について詳しく説明しますので、是非チェックしてくださいね。

オススメの食事のメニューレシピ

妊婦さんは、バランスを考えて和食が理想です。

しかし、時間もかかり、キッチンに立ち続けるのが大変な時は、混ぜて焼くだけの「ほうれん草のキッシュ」はいかがでしょうか?

塩分などを摂りすぎないようにするのが大事です。脂肪分や塩分を抑えて作ってみましょう。

「ほうれん草のキッシュ」

材料 分量
ほうれん草 200~250g(冷凍でもOK)
ささみ 150~200g
1個
生クリーム 200ml(低脂肪を選びましょう)
ピザ用チーズ 適宜(必ず加熱しましょう)
冷凍パイシート 型の大きさ分
1、下ごしらえ
  オーブンは200度に予熱。
  ほうれん草はゆでて1cmくらいにカット。
  冷凍パイシートを解凍
  ささみはゆでて、ほぐしておきます。
2、具を作る
  ボールに卵を割り入れ、生クリーム・ほうれん草・ささみを入れる。
3、型にパイシートをひく
4、焼く
  3に2を入れて、軽く混ぜた後、ピザ用チーズを少々のせ、オーブンで30分くらい焼きます。

妊娠によるむくみとは?

胎児がどんどん大きくなっていくと、妊婦さんも胎児に血液を使って酸素を送り続けます。
すると母体の全体の水分が増えてくるので、どうしてもむくみやすくなるんですね。

私もむくみが気になって足を指で押しても、しばらく痕が残る状態でした。
これは、沢山の妊婦さんが経験している症状ですね。

塩分の摂りすぎや、運動不足になるとむくみがちになり、ひどくなると妊娠中毒症の可能性もあるので、他の症状がないかもチェックしてください。

食事を改善して、むくみを解消しよう

妊娠中は、他の症状も発症してしまうと、妊娠中毒症の可能性がでてきますのですが、食欲も妊娠前よりあると思います。

まず、塩分控えめの食事を意識し、塩分を排出するカリウムの含まれた食品や、利用作用のある食品を摂ると、むくみ解消に効果が出てきます。

オススメの食品を紹介します。

むくみ解消食品
いも類 さつまいも・じゃがい等
豆類 大豆・枝豆・納豆・豆乳
野菜類 ほうれん草・白菜・たけのこ・カボチャ・とうもろこし・トマト・冬瓜・きゅうり等
種実類 甘栗・落花生・ナッツ類等
果実類 グレープフルーツ・バナナ・りんご・みかん・いちご・アボガド・スイカ・キーウイフルーツ・メロン等
海藻類 わかめ・ひじき・昆布・アサリ・しらす等

上記のようなカリウムを含む食品は、塩分を排出するため、むくみ解消など色んな効能があります。、

ビタミンB1・ビタミンB6・サポニン・ポリフェノール含有がある食物も、カリウムの効果を助けてくれるので、積極的に摂り入れ、むくみ予防もしたいですね。

ただ、どの食品にも言える事なのですが、摂りすぎもよくありませんので、適度に摂りいれるようにしましょう。

ラーメンやみそ汁、かまぼこ等練り製品、ハムなどの加工品などは塩分の含有が多い食べ物です。逆にむくみやすくなるので、控えるようにしましょう。

食事以外でのむくみ解消法

軽い散歩やストレッチなどの運動

軽いウォーキングなど運動はお勧めですが、無理は禁物なのでお腹が張ったりしたらすぐに休憩してください。
ご自分の身体とよく相談してくださいね。

ストレス解消

人それぞれにあったストレス発散法があると思います。
私はカラオケで歌うのが好きでした。
身体の負担にならないストレス発散があるといいですね。

足を高くして寝る

身体を横にして休んでいる時などに、足を高く上げておきます。だいたい20cm位の高さになるように、足の下にクッションや布団などを敷くと効果的です

足をほぐして温める

湯船につかる。マッサージをするなど、身体を冷やさないようにして、血行をよくしましょう。

お茶を飲む

利尿作用のある、お茶を飲むのも効果的です。
ルイボスティーなどノンカフェインの、お茶がお勧めです。リラックス効果もありますので、お茶探しをして色んな味を楽しむのも良いですね。

まとめ

妊娠後期の食事や、むくみ解消法について話してきましたが、いかがでしたか?

妊娠中のダイエットは厳禁なので、栄養のあるものを食べることは大切です。

しかし、塩分など、むくみの原因となる食べ物は注意しながら、好きな食べ物を食べてストレスを少なくしましょう。

せっかくの妊娠期間、楽しく、ゆったりと快適に過ごせますように。

あくまで身体に負担にならないように、リラックスして残り少ない妊娠後期を乗り越えましょう。

      2016/08/22

 - 妊娠後期