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出産予定日が超過する原因や過ごし方とは?健診は受けよう!

臨月(10ヶ月)の時期になり出産予定日が近づくと、大きな楽しみで期待していることでしょう。

しかし、出産予定日が過ぎてしまうと、色々と心配になってきますよね。
出産予定日はあくまでも「予定」なので焦る必要はないですよ。超過してもリラックスして過ごしましょう

ここでは、超過する原因や過ごし方についてお伝えします。

出産予定日が遅れる原因

妊娠している女性

まず、出産予定日についておさらいをしておきます。
最終月経を0週0日として280日後(40週)が出産予定日と計算されます。

でも、毎月、ぴったんこかんかんに生理が必ずくるとも限らないですよね。
さらに、受精して着床するタイミングもズレがあるため、予定日が前後したとしても当然なんです。

ここまでは想定内の原因ですが、イレギュラーなことも起こりえます。

例えば子宮口が硬い・不安やストレスなどの緊張状態・体重の増えすぎ・高齢出産などが超過の要因になります。

出産予定日の超過後の過ごし方

1.遠出は控えましょう。
出産予定日を過ぎると、陣痛はいつきてもおかしくありません。 
破水も多く、何かあった時はすぐに産院に行けるように必ず、母子手帳・診察券・生理用ナプキン・タオル類を持ち歩き、どうしても出かける時は近場を選びましょう。

2.必ず健診をうけましょう
妊娠26週以降は、週1の検診があります。
その時に医師に相談するとよいですね。お腹の状態をチェックしてもらうのも大事な事です。

3.リラックスして気分転換をする。
出産予定日が過ぎて、陣痛がないからとストレスが溜まってしまわないように、適度なストレス発散、または、軽い運動も気分転換になると思います。

軽い運動は、陣痛の促進にも繋がりますのでお勧めですよ。
だからといって、激しい運動はNGですからね。

予定日超過するとどうなる?

40週と6日までは、自然陣痛がくるのを待つ産院が多いようです。

ですが、赤ちゃんの酸素を送る働きをする胎盤にも寿命がありまして、超過し過ぎると胎盤の機能が低下してしまいます。
そのため出産予定日の1週間後以上の超過は、赤ちゃんの命に関わる事もあります。

なので、陣痛促進剤を使用して出産を促したり、それが赤ちゃんへの負担になると、緊急帝王切開手術になる事もあります。

関連記事⇒出産予定日超過で行う誘発分娩の種類とは?

42週以降になると赤ちゃんが危険

42週以降になると「過期妊娠」と呼ばれ、様々な問題が起こります。

1.胎盤機能の低下により、赤ちゃんに栄養や酸素が届かなくなります。
そこから胎便吸引症候群(出生前あるいは出生時とその直後などに、肺に胎便を吸いこんだ新生児が起こす呼吸困難です)が起こる可能性があります。

2.羊水が減少し、胎児除脈を引き起こし、帝王切開手術となります。(胎児の心拍数が減少する事)

3.赤ちゃんが大きく成長しすぎて、難産や帝王切開になりやすいです。

まとめ

予定日が来ても陣痛がない事で焦ったり、イライラして過ごすのはストレスも赤ちゃんに影響がでますのでよくありません。

それより赤ちゃんが産まれると、寝る暇もないくらい忙しい毎日になってしまいます。
今のうちに、ゆっくりまったりしようと過ごされるのもよいですね。

是非、健診もきちんと受けて、医師の指示に従って過ごされてください。

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