妊娠中期の体の冷えはお腹の張りに繋がる?切迫早産・逆子になりやすい理由とは?
妊娠中は、胎児の胎動が活発になりだすので「お腹の張り」が症状として現れます。
だいたい妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月頃まで)になると、お腹の張りは比較的安定している時期でもあります。
しかし、体の冷えがお腹を張りやすくしていることがあるので注意が必要です。
妊娠中期のお腹の張り
お腹の張りは、子宮がぎゅっと締め付けれているようだったり、引っ張られたりする感覚があります。
妊娠中期は、妊娠初期症状も治まってくるので、家事や仕事にアクティブになりやすく、ついやりすぎてしまう事も。
また、体を冷やしてしまうことも、お腹が張りやすくなる原因にもなります。
お腹の張りが続くと、流産・早産のおそれも出てきてしまうので注意しましょう。
体の冷えがもたらす症状と切迫早産・逆子になりやすい理由
1.妊娠初期のつわりが酷くなります。
2.血行不良により冷えると、お腹が張りやすくなります。
3.足もむくみ、つりやすくなります。
4.母乳にも影響があり、出が悪くなることもあります。
他にも、腰痛や便秘など、よく起きると言われる症状も現れやすくて大変です。
あまりに冷えが酷いと、胎児もお腹の中で暖かい場所を探し回り、よく動くので張りやすくなりますので、切迫流産・切迫早産・逆子になりやすくなります。
私も、冷え性が酷くて逆子に切迫早産を経験しています。
体が冷える4つの原因とは?
【1.血行が悪い】
妊婦さんは、お腹が大きくなるにつれて身体のバランスを保つ為の姿勢をとるようになり、姿勢がわるくなります。
お腹を支える為なのですが、腰痛や血行が悪くなどが起こり、冷えの原因となります。
【2.ホルモンの変化や自律神経の乱れ】
妊娠すると、新しいホルモンが分泌されたり、その他、女性ホルモンの乱れも生じます。
また、様々な妊娠症状の為に自律神経も乱れ、体温調節がうまくできず、この症状が現れる事があります。
【3.運動不足になりがち】
妊婦さんは無理のきかない身体ですので何かと安静にしなければならない事も多いです。
その為、運動不足にもなりがちで、筋力も低下し、こちらも血行の悪さによる冷えを起こします。
【4.環境による冷え】
冬は寒いのはもちろん、夏場はエアコンの効いた室内にいる事が多いと思いますが、これでは身体は冷えてしまいますよね。
ほてりの症状などを感じても、血行不良の為に下半身は冷えてしまっているという事も多々あります。
体の冷えやお腹の張りの予防
まず、冷たい飲み物はもちろん、夏に収穫される食べ物は、体を冷やすものが多いので覚えておきましょう。
毎日の食事の改善は、他の妊娠トラブルを予防する意味でも、とてもよい事です。
身体の外側からの冷え対策には「腹巻」が必須アイテムともいえます。
また、職場などで、エアコンで冷えすぎないように、何か羽織るものを用意しておくと安心です。
まとめ
いかがでしたか?
妊婦さんの身体の冷えは、お腹が張りやすくなり、切迫早産などになる原因になったりするので、安定している時期だからこそ注意しましょう。
食事や防寒など、少しずつの意識の積み重ねが、体を冷やさないことにつながります。