妊娠初期の旅行は計画と緊急時の対処を!バス移動でのリスクとは?
妊娠初期の旅行は、流産などのリスクがとても高く危険です。なるべく旅行は避けた方が望ましい時期です。
どうしてもの時は、旅行に行く前に必ず産婦人科を受診して、医師への相談しましょう。しかし、いくら医師が旅行を許可したとはいえ、保証がないのが妊娠で、自己責任である事を理解しておいてください。
身体の負担にならない旅行の計画と緊急時の対処について
妊婦は思った以上に疲れやすく、身体が過敏になっています。こまめに休憩を取り入れて、身体に優しい計画をたててください。
体調の変化があった時の為に、すぐに病院を受診できるように、旅行先の産院や救急病院をチェックしておくのを忘れずにです。少しでも、おかしいなと感じるような事があれば、すぐに病院を受診しましょう。
緊急の医療機関への診療には、母子手帳・保険証が必要になります。急な出血があった時の為に、生理用ナプキンは準備して持ち歩いてくださいね。
また、旅行とは違いますが、里帰りすることも、移動などで母体に負担がかかるのは一緒ですので、できるなら安定期に入ってからの方がいいでしょう。
妊娠初期ですと自覚なく無理しがちですので、慣れてるとはいえ、環境がかわるのですから、負担にならないように気を付けてください。里帰り先の産院も紹介状などをもらって、受診できるようにしててくださいね。
バスの移動で気を付ける事
長時間の座りっぱなしは、母体の負担になります。また、バスは休憩時間が決められており、さらに負担が大きいでしょう。
長時間、身体が揺られる事も辛くなる事があります。脱水に気をつけて、こまめな水分補給や足のマッサージなどは効果的なのですが、妊婦は、トイレが近くなりやすいので不便を感じるかもしれません。
しかし、我慢して脱水症状になってしまうほうが危険なので、尿とりパッドなどを準備しておくと安心かと思います。さらに、身体を冷やさないように、羽織るものなども用意していきましょう。
妊娠初期の旅行に適している時期は?
妊娠初期の旅行は、せめて、つわりの症状が治まってからが少しは楽かと思います。できるなら、安定期(妊娠5ヶ月~妊娠7ヶ月)頃が適しているようです。もしもの為に、エチケット袋は用意しててくださいね。
なんにせよ、いつなんどき何が起こるかわからないのが妊娠ですから、自分が思っている以上に、赤ちゃんに影響している場合があります。
体調によっては、旅行をキャンセルしても良いくらいの気持ちでいましょう。くれぐれも無理な行動は避けてくださいね。