妊娠超初期の風邪症状の正しい治し方は?病院か市販薬で自宅療養か
妊娠超初期には、風邪に似たような様々な症状がでてきます。ニキビや吹き出物、腹痛、嘔吐、腰痛、頭痛、悪寒など、人によって症状が違います。
このような妊娠初期症状が起きる原因は、ホルモンバランスが変化することにより起こります。この風邪に似た症状を、これまでと同じような市販薬や風邪の治し方で良いものか迷うところだと思いますが、妊娠超初期は薬の影響はないともいわれているんですね。
そこで、妊娠初期の風邪の症状が出た時の正しい対処について見ていきます。
妊娠超初期症状とは?
まず、妊娠超初期症状についてですが、個人差があるものの、以下のような実に様々な症状が現れます。
・生理予定日を過ぎても続く微熱
・ニキビや吹き出物ができる
・トイレの回数が増える(頻尿)
・胸の張り(痛みを伴う場合もあります)
・お腹の痛み
・吐き気や嘔吐
・臭いに敏感になる
・食べ物の好みが変わる
・腰痛になる
・眠気
・頭痛
・風邪ににた諸症状(鼻水・くしゃみ・咳・のどの痛みがでる事もある)
・少量の出血
・寒気
このような症状は、ホルモンバランスの変化によって起こりますが、これら全てが出るわけではありません。鼻水、咳、微熱など風邪に似た諸症状があると、ただの風邪と勘違いしてしまいがちです。これは経産婦でも判別が難しい時があります。
そのため、このような症状があり、生理予定日の前後に性交渉の心当たりがある場合は、まず妊娠を疑い産婦人科を受診しましょう。
基本的には産婦人科での受診
経産婦でも判断が難しい風邪に似た妊娠超初期症状。つい、お薬を飲んでしまったという場合は胎児への影響の心配もでてきます。
頭痛も、妊娠超初期の兆候として表れる人もいるのですが、私は元々が偏頭痛持ちでしたので、市販の頭痛薬を飲んでしまっていました。超初期の頃は影響はないとされていて、私の子供達は健康体で産まれてきてくれましたが、やはり心配はありますので、産婦人科での受診を心がけましょう。
私は妊娠超初期症状が妊娠3週目近辺から出始めていたので、妊娠に気づくのは早かったほうだと思います。風邪症状以外の症状がでてきますので、是非、参考になさってください。
自宅療養での注意点
妊娠初期に、万が一風邪をひいてしまって自宅療養する場合に、気を付けて欲しい事は以下の6つです。
・喉が痛む事がありますので、うがいをしましょう。また、部屋の加湿も喉には効果的です。
・お薬を飲む場合は、病院で処方されたお薬を飲みましょう。
・生姜湯などで身体を温めるのは効果的です。
・なんといっても、十分な睡眠や休養は、風邪以外の症状でも母体に必要な事です。
・食事も摂りづらいかと思いますが、野菜スープなど消化の良い食事をしましょう。
・脱水症状に気をつけて水分補給はしっかりとしましょう。もし脱水症状が出たらすぐに産婦人科を受診しましょう。点滴などで対処してくれます。
妊娠超初期の時期は、心身のバランスも崩しやすいかと思います。体調も思わしくないのに、風邪をひいてしまっては胎児への影響なども含めて大変なので、しっかりとした対処をしましょう。
薬に頼りがちになるのではなく、自宅での生活習慣を整え、これからのマタニティライフで風邪を引きにくい体づくりをするように意識することが大切です。ただ、ストレスは最も良くないので、考えすぎて悩まないようにリラックスをしながら、楽しく過ごせるように願っています。