【4月生まれ最低限の出産準備リスト】3人目のお産は回旋異常などトラブル連発でした
私は4月に第3子を出産した31歳の専業主婦です。
なんと3人目にして初めて妊娠初期に切迫流産を経験し、入院や薬でなんとか妊娠を継続することができました。
妊娠をきっかけに持病があることが発覚し、大学病院へ転院して検査をした結果、橋本病という甲状腺の病気であることが分かりました。この病気を患っていると流産しやすいのだそうで、この頃は出血もあり、出産までたどり着けるのか不安な毎日でした。
私の出産時の入院期間は9日間、妊娠から出産までを数えると、13日間でした。
出産前に尿蛋白・血圧異常で管理入院
出産に向けて体調を整えるために2週間おきの通院はとても大変でした。
妊娠も後期になり、予定日前最後の検診で尿蛋白が+3、血圧も上が140と高く、これも初めて「妊娠高血圧」になり、出産まで管理入院しました。
入院中は、上の子2人と旦那の生活がとても心配でしたが、何とか乗り越えてくれました。
お産の予定日を4日後に控えて高血圧の具合が悪く、夜中に上が160を超えたこともあり、陣痛促進剤で予定出産することになっていて、緊急時に帝王切開できるように麻酔や輸血、手術に関する同意書を書きました。
これまで2人も出産していながら始めてのことだらけで、本当に産めるのか不安でいっぱいでした。
陣痛が始まったものの回旋異常でまさかの分娩停止に
そんな不安な気持ちの中、予定日の3日前の夜中に軽い陣痛が始まりました。一時は遠ざかったものの、朝方再開。その日の夕方には強めの陣痛がきていました。
しかし、子宮口が7㎝から広がらず、とても長い時間を過ごしました。息見逃しが辛くなってきたころ、助産師さんの内診で赤ちゃんが上を向いてることが発覚。
本来回旋しながら降りてきて産まれるときには下向きになっているはずなのに、間逆を向いていたんです。診断名は「回旋異常」で分娩停止に陥りました。
この時、担当医師による内診の際、子宮口付近にいる赤ちゃんの頭を回そうとしてくれたようなのですが、これが死ぬほど痛く、思わずうめいてしまいました。
頑張ればまだ下から産めると言われましたが、核心はなく体力も限界を超えていて、「もう切って下さい。」ってお願いしました。
赤ちゃん自体は陣痛の波に合わせて苦しそうな時も、担当医師も帝王切開に同意していただいて、抗生物質の点滴をして1時間後、MAXの陣痛の中やっと手術室へ。痛みで意識も朦朧としてきたなかで、麻酔が打たれてやっと痛みから解放されました。
この時主治医の先生が、頭が出てきてるので切らずにまずは引っ張ってみようということになり、吸引してくれたところ何とか産まれてくれました。元気な女の子でした。ギリギリで切らずに済んで、担当医師に術後「赤ちゃんファインプレイだったね」って言ってもらいました。
現在産後2カ月
産後も高血圧がなかなか良くならず、しばらく薬を飲んでいましたが一ヶ月検診の時には、落ち着いて薬も飲まなくても大丈夫になりました。
現在産後二ヶ月になり、甲状腺が悪化してホルモンバランスが乱れていますが、かわいいわが子を見ると大変だったお産も今では良い思い出です。
トータルのお産時間は22時間でした。3人の中で最長です。お産は人それぞれで、下の子ほどお産が早いというのは、誰にでも当てはまるわけじゃありませんね。
今回のお産では、医療保険が適用になりとても助かりました。産後は保険の確認もした方がよさそうです。
4月生まれ最低限の出産準備リスト
用意したものは短肌着6枚、長肌着6枚、カバーオール5枚くらいですが、季節の変わり目で種類があまりないことがあります。
4月はまだ寒いことも多いので、退院時にはくつ下とおくるみがあると良いかも。
うちは犬がいるのでベビーベッド購入したのですが、あって良かったです。バウンサーは必需品だと思います。一人でお風呂に入れる時など、とても重宝してますよ。
今の悩みは、子供の成長が早すぎること。50~60cm新生児の服が一ヶ月でパツパツになってしまいました・・・すぐに成長するのを想定して、ちょっと大きめの60~70cmぐらいのものを、多めに買うことをお勧めします。
お産は、始まってしまえば産まれるまで終わらないですが、逆に言えば必ず終わります。赤ちゃんの顔を見たら、嬉しさと感謝の気持ちで涙が止まりませんでした。とても素敵な経験でした。
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2016/08/16