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切迫早産による薬の効果と副作用は?いつまで投与するべき?

切迫早産と診断されると、自宅安静か入院して経過を見ることになります。

軽度な症状であれば、薬を処方されますが、妊娠週によっても薬の種類や副作用が異なるんですね。

基本的には、医師に診断してもらうことが大切ですが、切迫早産に効果のある薬の事を知っておきましょう。

こんな症状を感じた時は注意

まず、切迫早産とは、早産とは違い、臨月前(37週より前)に生まれそうになり、早産しそうな状態になる事を指します。
多胎妊娠などで、切迫早産になりやすい方もいます。

あなたは1時間に3回以上、お腹が張ったり、下腹部痛の症状はありますか?。
また、切迫早産では出血を伴う事もあり、破水する妊婦さんもいます。

身体を安静にしてても、下腹部痛が治まらなかったり、お腹の張りを繰り返す場合は、病院へ連絡し受診してください。

私の場合も、切迫早産だったのですが、ほぼこのような症状が起こったために産院を受診し、そのまま入院となりました。
しかし、そこまで症状が酷くなる前は、産院から飲み薬を処方されていた事もあります。

切迫早産のお薬の種類と副作用について

軽度の切迫早産の時は、お薬で対処し自宅安静なる事があります。
妊娠週でお薬が変わったり、副作用も少しありますので紹介します。

1.ダクチル(ピペリドレート)

主に妊娠初期に処方されています。
胃系統の障害、胆石症など、痙攣性の痛みに有効なお薬です。
子宮の収縮を和らげる効果があります。

【副作用】
口の中の渇き・便秘・排尿困難などです。

2.ズファジラン

妊娠12~16週に多く処方されています。
こちらも子宮収縮を抑える薬です。
ウテメリンが、この時期は使用できない為に、この時期はズファジランが使用されます。

【副作用】
効果は弱めですが、その分副作用も比較的少なく、お母さんや赤ちゃんへの影響も少ないとの事です。
たまに、動機や顔のほてり・頭痛などがあります。

3.ウテメリン

妊娠16週以降より使用可能とされています。
子宮収縮を抑える事により、お腹の張りや痛みなどを緩和していきます。

【副作用】
動悸・手指の震え・吐き気があります。

私は、この時期以降に切迫早産になった時は、入院での点滴治療でした。
副作用の動悸がかなりきつくて、苦しかったのですが、点滴の量を調節してもらったら楽になりました。
長期間の点滴になったので、動機に慣れてしまいましたが、点滴の量が増えた時などは辛くなりました。

苦しいときは、我慢せず看護師さんなどに声をかけてくださいね。

4.リトドリン

「ウテメリン」のジェネリック医薬品です。
ジェネリックは、安く済みますが、経済的な理由がなければ個人的には使いません。

薬の投与はいつまで?

私の場合は、お腹の張り具合を測定しました。
薬の投与は、1時間に3回くらいまでに抑えたほうが良いそうです。

基本は、子宮の収縮運動が収まっているかになりますよね。
そして、赤ちゃんが産まれても大丈夫な妊娠周期であるかもポイントになります。

切迫早産は、早産になってしまうと、赤ちゃんの臓器が未熟であったり、赤ちゃんの命に関わる事もあります。

薬の副作用よりも危険な為に、薬の中断は絶対に自己判断せずに医師の許可をもらいましょう。

赤ちゃんの為にも焦らずに生活なさってくださいね。

ちなみに、私は2人目・3人目の子供を切迫早産で入院して点滴治療を受けていましたが、36週で点滴を外して、陣痛→出産となりました。

   

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