赤ちゃんの体温って両脇で違う!原因と正しい測り方って?
ある日、赤ちゃんの体が熱いなぁと思って、片方の脇で熱を測ったら37.5度。
逆の脇で測ったら38度!!ってどっちが正しいの??と、両脇の体温が違う事に不安を抱えるママもいるのではないでしょうか?
そこで、体温が違ってくる原因と正しい体温の測り方についてご紹介しますね^^
両脇で体温が違う原因
赤ちゃんの体温が両脇で違う場合、原因としては以下のようなことが考えられます。
・左脇の体温の方が右脇の体温よりも高くなっていることが多い。
心臓が体の中心よりも左に寄っていて、心臓から体に血液を送り出す太い血管は左方向へ出ているからです。
・前回と位置が違う。
少し位置がずれていたり、汗をかいていたりでも変わってしまいます。
・脇の閉め具合で熱がこもっている。
どちらかの脇を暫く下に寝ていた場合は、当然片方だけ体温が高くなります。
また、体温が正確に測れないケースもあるので、以下のことに注意しましょう。
・体を激しく動かした後は体温が上がりやすい。
・食事をしてすぐは体温が上がりやすい。
・起きてすぐは体に熱がこもってしまっていることがあるので注意。
・寝ているときは体温が低く出てしまうことがある。
できるだけ「同じ時間」「同じ体勢」「同じ部位」で測ることをオススメします^^
正しい体温の測り方
まずは赤ちゃんが汗をかいていたら、タオルでよくふき取ります。
脇の温度は、中心ほど高く周辺は低くなっていますので、きちんと脇のくぼみの中央に体温計の先端をあてましょう。
そして、表示部を内側に向けて、体温計を下から少し押し上げるようにして脇をしっかりとしめます。(脇の中心と体温計の角度は30~45°)
予測式体温計なら電子音が鳴るまで、水銀体温計や実測式体温計なら10分以上経過してから取り出します。
検温の間はしっかり抱っこして腕を抑え、体温計が抜けたりずれてしまったりしないようにしましょう。
【注意点】
上から差し込んでしまうと、脇の中心に当たらない。
横から差し込んでしまうと、先端が出てしまう。(私もやってしまった…)
下着に触れない。(熱の伝導率が異なってしまう。)
どうしてもうまく測れない…
検温時間が短い体温計に変えてみてください。
我が家では、脇に見知らぬ物が近づいたのに気づいただけでも大泣きされたので、耳で測る体温計を使用しています( ;∀;)
価格は少々お高めですが、一瞬で終わる手軽さは魅力的ですね^^
1日の体内リズムによって体温は変化します。
だいたい午後2時~4時が高くなり、明け方4時~5時が低くなります。
1歳ぐらいまでに1日1回同じ時間で測り、平熱を把握することが病気のサインを見逃さない有効な予防策になりますね^^